こんにちは。この度｢ようこそ妄想営業部へ3｣の学生イベントライターに選ばれました｢最近妄想営業部のせいでスーツ萌え症状が酷くなっている人｣です。助けてください。
今回のSeason3。1.2と大きく違うところはやはり｢舞台｣と｢人数｣だと思います。

まずは｢舞台｣について。
会場に入った瞬間に素敵な舞台セットが見えて｢すげぇぇぇぇ！！！｣って叫んでしまい(そうになったがここはギュッと心の中だけに抑え)ました。今回の舞台は｢研究開発部の部屋(研究室)｣ならではのどこか怪しげでデジタル的な雰囲気があったり、Season2で大活躍だった｢にんちゃん(にんじんクッション)｣や｢キノコクッション｣、プロローグドラマに出てきた怪しく不気m…可愛い人形も沢山置いてあったりと物凄く凝っていて、見ているだけでとてもワクワクするそんな舞台セットでした。怪しい人形くん、グッズ化お待ちしております。

そして｢人数｣。
とにかく人数が多い。イベントを見る前から｢確実に化学反応が起こりまくって笑いが爆発するだろうな｣と妄想してました。実際妄想を超えるような爆発力で手足が吹っ飛ぶかと思いました。腹筋はダメでした。誰も彼も個性が強い。個性のぶつかり合い。まるでコロシアム。最後に行われた｢夢の妄想の研究実験｣では｢部署問わず｣｢人数問わず｣の大人数ならではのなんでもあり設定で、まさに｢混ぜるな危険｣状態でした(いいぞもっとやれ)。そして何より今回の衣装は｢夏服｣なのである。｢夏服｣である(大事なことなので2回言いました)。前回いたメンバーはイラストも衣装も別パターンとなっており、同じスーツ姿でも前回とは少し違ったスーツ姿を見れるのはとにかく嬉しかったです。最高に嬉しかったです。(大事なことなので以下略)。衣装差分が嫌いなオタクはいないと思います。

このイベントは本当に演者さん達が楽しそうにしているのが伝わってくるので、見ているこちらまで本当に楽しくなります。あのわちゃわちゃ感は最早｢男子校の学園祭｣。本来は観客をキュンキュンさせるべく用意されたであろうシチュエーションを、180°以上急展開させてネタに持っていくのが最高に良い。まさかダンシングENDが3.4回あるとは思いませんでした。今回思った以上にみんなネタに走りまくっていたので途中の吉田部長の台本にあった｢乙女のようにキュンキュンしましたね｣みたいなセリフが浮きに浮きまくってしまい、会場中の人々の頭の上にはてなマークが浮かんでいたのが最高に面白かったです。決して台本通りにはならない、それが妄想営業部。このようにいつも最終的に｢どうしてこうなった｣というようなオチになることが多いので、私がシチュエーションに投票する時は｢どれが1番カオスになりそうか｣で決めることが多いです。選択肢が出て投票するまでの数秒間、｢このシチュだったらこうなるのかな〜｣と妄想するのがとても楽しいです。この妄想はいつも良い意味で裏切られます。最高です。みんなゆるゆるやりたい放題やっているため、台本外のことが起こりまくるどころか途中台本のページが分からなくなる始末。これも｢生のイベント｣ならでは。みんな本当に楽しくやってるんだなぁというのがめいっぱい伝わってきました。
こうネタに走りまくってふざけにふざけまくっていてもやはり｢声優｣さんなので当然声や感情の乗せ方が最高に良い。キャラやシチュエーションによって使い分けている様々な声を聞けるのもとても楽しい。…というか｢猫ボイス｣や｢小悪党ボイス｣、｢圧強めのナレーションボイス｣や｢人間に初めて感情を教えてもらったバケモノボイス｣など、あんなに色んなボイスがひとつのイベントで聞けるのって豪華すぎませんか…？

また演者さんの凄さだけでなく、スタッフさんの凄さも改めて感じました。しっかりされた感染対策。オタク大好き等身大パネルの設置。｢パネルと写真撮る時、人数が必要でしたらスタッフが手伝いますので気軽にお声掛けください｣と言ってくださるオタクに優しい運営スタッフ様。よくわかってらっしゃる。そしてどんな台本外のことになろうとスタッフさんがしっかり妄想グッズの消毒や小道具の準備をしてくれていました。ありがとうございます。

私は今回が初めての｢ようこそ妄想営業部へ｣現地参加だったのですが、本当に楽しかったです。楽しすぎて終わったあと一定時間｢楽しかった｣botになってしまいました。楽しかった。なにより余韻がすごすぎて、暇を持て余していた左手でペンライトをカチカチし始めました。今私の視界には様々な色のIKEBOが鮮やかに光っております。…不意にここに綴った｢様々な色のIKEBOが光っている｣ってワード。まさに｢ようこそ妄想営業部へ｣を表している感じがしますね。素敵すぎる十人十色のイケボがたくさん聞けました。イケボの高カロリーバイキングでした。本当に豪華だった。イベントの魅力や感想を語るとキリがないのでここらで踊ろうと思います。現地特有の雰囲気が味わえてとても良かったです。今後のストーリー展開もどうなるか気になりますね…。また次のイベントも是非現地参加したいです。