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当レポートでは、3部署の中から、伊東ケント役・伊東健人さん、西山コータロー役・西山宏太朗さんが登場した「妄想営業部篇」の公演をフィーチャー。海外に行っていた“あのキャラクター”がついに帰って来たり、コータローが幼児退行するという大事件が巻き起こったり、見どころ満載だった本公演。ハイライトとなる場面をピックアップして紹介します!
■堀江シュンが久しぶりに帰国!成長した“妄想力”発揮
ステージの幕が上がると、そこには仕事中のケント、コータロー、そしてMCの吉田尚記さん演じる吉田ヒサノリ部長が。どこかソワソワして落ち着かない様子のケント&コータローに、吉田部長が「君たち、何か企んでいるね?」と聞くと、「“あの子”を魅了して、東京本社に戻ってきてもらおうと考えているんです」と言います。
“あの子”とは、振り返ること3年前。2019年11月に行った記念すべき「Season1」イベントで、クアラルンプール支社へ栄転した堀江シュン(堀江瞬さん)。そんな彼が、久しぶりに日本へ帰国したのです。
「Season1」ぶりに『ようこそ妄想営業部へ♥』のステージへと帰ってきた堀江さんですが、「クアラルンプール支社で大活躍していた」…という設定のため、さっそく成長した“妄想力”を見るためのレッスンへ。緊張で声を震わせながら「任せてくださいよ~」と意気込みます。
「研究開発部」によって開発されたアイテムの中から、観客の投票によって堀江さんが身に着けることになったのは「かわいい飼い猫になってしまう“カチューニャ”」。ご主人様に「構ってくれにゃん」「ご飯くれにゃん」とお願いする姿に、観客はメロメロに。照れて笑ってしまい、最後には倒れ込んでしまう姿までもが「かわいい!」と伊東さん&西山さんも虜になっていました。
■コータローの精神が高校時代に退行!? 伊東健人も迷子役熱演で「ママー!」
そんな中、急にコータローが床に寝転んだかと思えば、そのままスヤスヤと眠ってしまいます。そして目を覚ましたかと思えば、精神が高校時代まで退行。これは「研究開発部」の妄想レッスン中にも起こったことで、こうなってしまったからには、過去のトラウマを取り除いてあげるしかないと言います。
高校生のコータローは人を信じられず、ケントやシュンが話しかけてもそっけない態度。さらには「あなたたちが信用できる人間だと証明してみせてください」と条件を出してきたコータローに、ケントとシュン、そして吉田部長までもがコータローを信用させるための妄想シチュエーションを披露することに。
1:雨の日に捨て猫を発見した!どうする?
2:失恋で自暴自棄になっている女性との飲みの席!どうする?
3:デパートで迷子と遭遇!どうする?
4:コンビニでバイト中に強盗が来た!どうする?
以上4つのお題に、“ペア”となって掛け合いで人間性を見せつけなければなりません。どのお題が選ばれるかは、会場のお客さん&配信を見ている視聴者次第。会場に集まった観客はサイリウムの色で、配信で見ている人にはTwitterのアンケート機能を使い、その声優さんに演じてほしいシチュエーションを投票することができます。選ばれたシチュエーションは声優さんが即興アドリブで披露。あなたの願望を、すぐに叶えてくれるのです!
③のシチュエーションを演じることとなった堀江さんは、伊東さんをペアに指名。必然的に、迷子役を演じることとなった伊東さんは、普段の低音を活かした“イケボ”を封印。「ママー!」とキュートに泣き叫び、アイスをおねだりするなど、貴重な姿を見せます。
そんな伊東さんが演じるシチュエーションは②。先ほどの迷子とは打って変わった、大人の包容力を見せつけ、ギャップで観客の胸を鷲掴みにしていました。
■コータローの精神は元に戻るのか!? 感動のラストを見届けろ!
その後も妄想力を重ね、最後に行った「友情チェック」で事件が。
1:カッコ良すぎて無理
2:頭が良すぎて無理
3:冷静すぎて無理
4:モテすぎて無理
以上4つのことを友人から言われた時の対処方法を見ていくのですが、「頭が良すぎて無理」と言われた瞬間、コータローが苦しみだします。実はこの選択肢すべてが、コータローが高校時代に親友に言われたこと。「対等に見て、好きでい続けてくれる人なんていなかった!」と悲痛な叫びをあげるコータロー。そんな彼のトラウマを取り除くことができるのは、ケント、シュン、吉田部長の中のただ1人…。
観客投票で選ばれたのは、果たして誰なのか。そして、無事にコータローの精神を元に戻すことができたのでしょうか…!?
※ケント=伊東ケント