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当レポートでは、駒田ワタル役・駒田航さん、榊原ユウキ役・榊原優希さん、田丸アツシ役・田丸篤志さん、葉山ショータ役・葉山翔太さんが登場した「経理部篇」の公演をフィーチャー。ユウキの精神が中学時代に退行してしまうという大事件が起こり、もとに戻すためにワタル、そしてアツシ先生、ショータ先生が奮闘した本公演。ハイライトとなる場面をピックアップして紹介します!
■榊原ユウキが中学時代に精神退行!健康管理室のセラピーでもとに戻るのか!?
3回に分けて行われたイベントの最終公演となった「経理部」のステージも、ユウキがワタルのために社内を掃除中、眠気によって倒れてしまう…という波乱の幕開けでスタート。ご時世柄、出演者同士は一定の距離を保って掛け合いをしなければならず「距離を保っているからお前の脈が図れない!」と、さっそく駒田さんの“ご時世ネタ”を発揮します。
そんな中、「健康管理室」のアツシ先生とショータ先生が経理部へ入ってきたかと思えば、ノーハンドでユウキを診察。それには感心するものの、あまりにもタイミング良く経理部にやって来た2人を、ワタルは不審がります。しかし、「ま~失礼ね!」と憤慨するアツシ先生が言うには「事前に相談されていた」とのこと。
そこに登場したのが、吉田尚記アナウンサー扮する吉田部長。ユウキが眠ってしまった原因を、「研究開発部」の開発した「スゴピロー」の影響だと知っていた吉田部長は、事前に健康管理室の2人に相談していたのだと言います。
ユウキが陥ったこの症例は、実は「妄想営業部」「研究開発部」の公演でも起こったこと。妄想営業部の公演では、西山宏太朗さん扮する西山コータローが高校時代に。研究開発部の公演では、神尾晋一郎さん演じるシンイチロー・神尾が10歳の頃に精神が退行してしまったのでした。
案の定、中学3年生の頃に精神が退行してしまったユウキ。もとに戻す方法は、過去のトラウマを取り除くこと。前2公演では、その過去のトラウマを聞き出すのも一苦労だったのだが、今回は健康管理室の2人がいるから大丈夫!…に思えたのですが…。
■駒田航のドイツ語&ドSキャラが炸裂!
ユウキのトラウマは、家庭環境。なんと総理大臣の息子だったユウキは、体調不良で模試の結果が悪かったという理由で、父親から避けられてしまうようになったのでした…。 精神だけでなく記憶まで退行し、あんなに心酔していたワタルのことさえ忘れてしまったユウキ。いつもワタルに熱い視線を向けていた目も、不安でキョロキョロと落ち着かない様子。そんなユウキに、ワタルは「必ずお前をもとに戻して見せる!」と高らかに宣言。ユウキの一方的に依存しているだけかと思いきや、ワタルもユウキに信頼を寄せているとわかった瞬間でした。 そんなトラウマを取り除くため、健康管理室の2人が提案したのは「グループセラピー」。さっそく「失敗しても大丈夫だとわかろう!」というお題と共に、4つの選択肢が出現。
1:優しく励ます
2:叱咤激励して励ます
3:共感し一緒に落ち込んであげる
4:それを忘れさせてあげる
会場に集まった観客はサイリウムの色で、配信で見ている人にはTwitterのアンケート機能を使い、その声優さんに演じてほしいシチュエーションを投票することができます。その選択肢が選ばれると、声優さんが即興アドリブでそのシチュエーションを披露。あなたの願望を、すぐに叶えてくれるのです!
駒田さんが演じることになったシチュエーションは②。語学が堪能である駒田さんがドイツ語も使い、ドSというキャラクター設定も組み込んだかっこいいシチュエーションを披露してくれました。
そのほか、オネエ言葉を使うアツシ先生は①が選ばれたのですが、キャラの口調のせいで「2丁目?」というコメントがSNSに飛び交う一幕も。
■駒田航×吉田アナは「裸の関係」?プライベートを赤裸々告白
さらに「動物に癒されよう!」では人間以外の犬、猫、鳥、ナマケモノになりきったり、「話し合えば大体解決することを学ぼう!」というお題では、なんとワタルとアツシ先生が浮気を疑うカップルになったりと、ユウキをもとに戻そうと奮闘。 そして最後のセラピー「自信を持って気持ちを伝えよう」では、アツシ先生とショータ先生、ワタルと吉田部長がペアとなり、胸の内を告白。
1:相手の好きなところ
2:相手に直してほしいところ
3:相手にしてほしいこと
4:相手にしてあげたいこと
どちらのペアとも①が選ばれ、田丸さん本人が葉山さんに対し「良い役者さんだな」と思っていることを打ち明けたほか、駒田さんと吉田アナが“裸の関係”であることが明らかになりました。
そんなプライベートな関係も公になったところで、ユウキも父親に抱いている思いを言葉に出してみることに。果たして、ユウキはもとに戻ることはできるのでしょうか…!?
笑いあり、涙あり、胸キュンありの公演の模様を是非見届けてください!